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上野東照宮ぼたん苑は、徳川家康公（初代）、徳川吉宗公（8代）、徳川慶喜公（15代）が祀られる上野東照宮の一角にあります。ここでは1月1日から2月末日まで冬ぼたんが見られます。かっては、東北地方への唯一の玄関口であった上野駅。ここに降り立つと、なぜか昔懐かしい歌が思い出されます。そして、もう一つは、新しい時代づくりに活躍した西郷隆盛公です。西郷さんと呼ばれ、今でも多くの人に親しまれる同公の銅像を拝謁しつつ、ぼたん苑へ向かいました。入園料600円を支払い、一歩苑内に足を踏み入れると、冷たい北風が時折強く吹き付ける中、吹き寒さ除けのワラ囲いに身を包んだ可憐な花々が、見知らぬ訪問者を温かく迎えてくれました。
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