― ありがとうメヒコ!V ククルカンの頭部 ―
ククルカンの頭部
チチェンイッツアはユカタン半島のマヤ遺跡の中で最大の規模を誇る。その中心的な建物がこのククルカンの神殿。スペイン人は「エル・カスティージョ」(城)と呼んだ。階段状のピラミッドだが、一つの面の階段数は91あり、それが4面で364。それに最上段を加えて一年の日数を示している。この階段の下の部分には羽毛の蛇(ククルカン)の頭が置かれており、春分・秋分の日には、ククルカンが降臨するがごとく、日の影が階段側面に映しだされるそうだ。